電子ブレーカーの信頼回復への光

分譲マンションの共用部へ
電子ブレーカーの普及がはじまる

電子ブレーカーの営業手法の問題がピークを迎えたころ、電子ブレーカーはマンション市場で受け入れられるようになりました。

これまでも、電子ブレーカーを管理会社が取扱う（紹介）ことはありましたが、４～５年前に一気にマンション市場に認知されるようになりました。

マンション共用部への普及率が増加したことで、マンション業界内で電子ブレーカーは信頼を得たのかも知れません。その市場背景を勢いに導入件数は一気に増加しました。

インターネット上では、一般市場で問題を起こす悪徳業者の存在も認知されており、電子ブレーカーは管理組合にとって「有益なもの」「不利益なもの」と対局する意見が頻繁に交換されていました。

この頃は、インターネット上で、マンション居住者の方々から電子ブレーカーの必要性が審議が盛んにおこなわれていました。

しかし、それだけ話題性を浚ったわけですから、マンション管理組合の興味を注いだ商品であることには変わりなく、マンション居住者さん達が電子ブレーカーのリスクヘッジを行なうために数々の投稿が行なわれたものだと考えています。

マンション管理組合で物議を醸す商品であったため
電子ブレーカーはインターネット上で話題となる

メーカーも管理会社と提携を行ない、拡販のための営業戦略をとっているため、費用対効果が大きく見込まれるマンションから提案を行ないます。

マンション業界へ進出した当時は、契約容量が大きいマンションから提案を行なうわけですから、対象は３～４０kw代の契約容量のマンションばかりでした。

この規模になると月額２～３万円の削減が見込まれるため、マンション管理組合にとっても「嬉しい話」であることには変わりないと思います。

「導入したいが、導入して大丈夫なのか？怪しくないか？」など、皮肉にも電子ブレーカーの最大のメリットである削減幅の大きさが、管理組合が頭を抱える要因へと変わり、インターネット上で電子ブレーカーの話題が溢れたのかもしれません。

大手管理会社とのタイアップ実績により
電子ブレーカーの信頼回復へ

大手管理会社が電子ブレーカーのタイアップを行ない、積極的に管理組合へ提案を行なったことで、「大手管理会社のタイアップ商品だからリスクが少ない」という認識が目培えはじめました。

〇○不動産、〇○商事、〇○管理、など大手管理会社の取扱い実績が、電子ブレーカーの信頼回復へと繋がりました。

もちろん、管理会社も「導入後の事故（トリップ）」は防ぎたいため、タイアップするメーカーや販売店を慎重に選んだため、市場で問題になった悪徳代理店の介入がなく、マンション業界では、電子ブレーカーの事故例も少ないため、時間の経過と共に信頼の回復へと繋がりました。