低圧電力を使用する事業者様向けに、電子ブレーカーや省エネ・省コスト商品の導入について、失敗がないように３つのポイントをご説明します。

• リースのマジックに気を付けて下さい。
• 社名を名乗らない会社には気を付けて下さい。
• 電子ブレーカーの適正価格を調べて下さい。

事業者様に対して省エネ・省コスト商品を販売する会社は多く存在します。
私達もその中の1社ですから、競合他社を批判するつもりはありません。しかし、1点だけ知って頂きたいことがあります。

それは、省エネ・省コスト製品の特性を利用した削減幅から販売金額を決定する手法です。この業界は電気料金の削減幅が大きいお客様に対して高値で販売する傾向が強く、特に電子ブレーカーは販売金額が大きく前後することが問題視されています。

例えば、月々の電気料金の削減幅が10,000円のA社、20,000円のB社が存在するとします。どちらも経営者の方からすれば喜ばしい話だとは思いますが、A社に対しては月額のリース料が6,000円、B社に対しては月額のリース料が12,000円とすると、実際に購入されたお客様はどう思われるでしょうか？

商品が同じであるにも関わらずこの価格差は問題です。月額で比較すれば6,000円の差額になりますが、リース期間を考慮すると総額500,000円以上の差が生じることになります。電子ブレーカーが悪徳商法や詐欺と呼ばれてしまうのも、この手の販売会社の影響によるものです。

特に飛び込み営業や電話営業を行なっているような会社に強い傾向ですのでお気を付け下さい。リースは設備を導入するにあたって有効な手段のひとつでありますが、目先の削減幅に惑わされて契約をしてしまうと後に後悔してしまうことも想定されます。リースはキャンセル・解約はできません。情報収集を行ない相場を知った上での導入をお勧めします。

電子ブレーカーが安いには理由があります。

• メーカー卸価格に優位性
• 工事金額に優位性
• 電子ブレーカー業界内で優位性

当社は、販売台数の増加に伴いメーカーの卸価格に優位性があり、電気保安法人ですから、技術者も在籍しており工事金額にも優位性があります。また、電子ブレーカーのメーカー出身者も在籍しているため、業界内でも優位性をもっています。