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電気料金削減ドットコム~ 電子ブレーカーの歴史についてお話します。
電子ブレーカーの悪徳販売店が狙う市場
まずは、悪徳業者や詐欺商法と呼ばれる電子ブレーカー販売店が、電子ブレーカーを商材として取り扱っている理由をご説明しましょう。
悪徳販売店にとって「販売店側で電子ブレーカーの販売価格の設定を自由に行えること」これが何よりのメリットです。これは「電子ブレーカーの悪徳業者が乱立した理由」でも記述しています。
要するに、「電気の基本料金の削減金額が大きい事業所に対して高値で販売する」これが彼等にとっての最大のメリットです。
ですから、彼等は削減幅が大きくて、決裁者が近い市場を狙います。
何故、上記で挙げた2つが狙われやすい市場であるか、その理由をご説明しようと思います。
従業員の数が少ない町工場を狙う理由
町工場は製品加工を行なうことが多いため、多種多様な動力設備を保有しています。
「負荷設備契約と主開閉器契約の違い」は「電子ブレーカーとは?」でご説明している通りですが、負荷設備契約は保有している設備に比例して契約容量が大きくなる特色をもっています。
一方、電子ブレーカーを用いた主開閉器契約は稼働する機械の電流値を基準にしますから、物理的に動力機械の同時稼働比率が低い事業所は削減幅が大きくなる可能性が非常に高くなります。
「動力機械のフル稼働はしないですよね?」と促す会社は要注意です。
確かに、フル稼働が行なわれる頻度は物理的に少ないかもしれません。しかし、「フル稼働はしないですよね?」と促すことは、電子ブレーカーの販売価格を釣り上げるための確認作業だと思って下さい。
現実的に、リース契約についての説明責任を果たさない会社、電力会社の職員を装って営業行為を行なう会社は、トリップ事故を多発しています。
お客さまに対して「フル稼働はしない」と確認をして、小さい容量の電子ブレーカーを設置したい業者都合の誘導尋問です。
そして、結果的にトリップ事故が多発しています。
町工場の動力機械は、起動電流が大きい機械が大半です。安易に小さいブレーカーを設置してしまうと、いくら電子ブレーカーといえど、元々の容量が不足していた場合は、動力機械の立ち上げ時や負荷発生時にトリップしてしまいます。
溶接機などの特殊機械が多い町工場を狙う理由
溶接機などの特殊機械(稼働時間が短く・電流値が大きいもの)は稼働時の電流値が高いため、ブレーカー容量を大きめに設定している事業所が大半です。
溶接とは、二つ以上のの金属部品を一体化させるために行なう作業を指します。溶接機とは、町工場などで作業の方がサングラスのようなゴーグルをかけて「バチバチバチッ」と音と火花を散らしている光景がありますが、その作業で使用する機械のことです。
金属部品を熱で溶かして一体化させる作業ですから、スパークと呼ばれる「バチバチバチッ」作業は1~2分の頻度で一旦終了します。
これが電子ブレーカーの特性にひっかかるため、電子ブレーカーの販売店は大きな削減金額を産み出せる市場として認識しています。
しかし、溶接の対象となる部品によって使用する溶接機も変わるため、作業の方は溶接機の負荷の調整を行ないます。負荷が変わるということは、電流値も大きく変わるということです。それに加えて加工する時間も大きく変わります。
悪徳販売店は営業主体で物事を考える傾向が強く、導入後のブレーカーのトリップに対しても対応を行なわかった事実があるため、被害者の方々の声が上がり世間で問題化されています。
結局、「言った言わない」の世界に逃げ込んでしまえば、契約書が存在する以上は自分に責任はないとでも考えているのでしょうか。
電子ブレーカーの調査は機械の特性や用途まで把握しなければ、適正な容量選定は行えません。
負荷の調整範囲や加工部品等のヒアリングもないまま、変更後の容量を提示してくるような会社は気を付けた方がよいと思います。
本来、電子ブレーカーは中小零細企業に対して「経費削減のお手伝いが出来る商品」です。これが「営業に支障をきたす商品」や「詐欺商品」に変わってしまったら残念に思います。
個人事業主を狙う理由
悪徳業者は相手に考える時間を与えません。
時間をかけてお客様と信頼関係を築き上げる努力などしません。あくまでも即決(その日に契約)に拘った営業を繰り広げています。
悪徳業者も、他から電子ブレーカーの情報が入ってしまうと、契約が不成立になることを知っています。
何故ならば、少し情報を調べられてしまうと、電子ブレーカーの販売価格が高いことや悪評などが手に入ってしまうからです。
よって、契約までの決済が早い個人事業主の方を狙う傾向があります。
是非とも、気を付けて頂きたいと願います。
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当社を知って頂くために、コラムを書いてもらいました!
電子ブレーカーを高く購入してしまい、更には電子ブレーカーがトリップして仕事に影響が生じてしまったら、悪徳業者への憤りを抑えられない社長も多いと思います。
私たちに出来ることは、電子ブレーカーの健全なる情報発信をすることです。「おかしい」と思ったら、電子ブレーカーについて調べてみて下さい。
もし、当サイトを通じて、1人でも気付いていただけたら、私もウェブ制作に関われたことに誇りに思うことが出来ます。
2021年12月20日
年末年始休業期間のお知らせを追加しました。